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Text File  |  1995-08-18  |  7KB  |  173 lines

  1. ==================================================
  2. タウンズメニュー風POFF (TPOFF.EXE) 操作説明書
  3. 1995/06/18版  N2(NIFTY-Serve ID:PEE01342)
  4. ==================================================
  5. このプログラムは、FMR/TOWNS系のWindows上で普段はWindowsを終了させてから行
  6. っていた電源OFF(POFF)やリセット(REIPL)をWindows上に居たままボタン一発で実
  7. 行するためのプログラムです。
  8.  
  9. ハードウェアを直接操作するのではなく、富士通の純正DOSコマンド(POFF.COM,RE
  10. IPL.COM)を利用しますので、最初に起動する際には、面倒ですが必ず使用するコマ
  11. ンドの場所の設定を済ませてください。
  12.  
  13. ボタン配置などは、単純に理解しやすいようにTownsMENU(フリコレ版)に似せてあ
  14. ります。それから、TOWNSだけの機能として、TownsMENUで出来てWindows上では出
  15. 来ない、起動ディスクの設定も出来ます。(SETUP2.EXEでも出来ますが…(^^;))
  16.  
  17. ●ボタン説明
  18. ・『リセット』ボタン
  19.   DOSやWindowsに付属している『REIPL.COM』を利用してリセットをかけます。
  20.  
  21. ・『電源OFF』ボタン
  22.   DOSやWindowsに付属している『POFF.COM』を利用してパソコンの電源を切ります。
  23.   FMR NoteBookの場合は、設定で「POFF.COM /K」と同じレジュームが使えます。
  24.  
  25. ・『取消』ボタン
  26.   TPOFF.EXEを終了します。
  27.  
  28. ●設定メニュー
  29.  ※ウィンドウ内でマウスを右クリックするか、ラベルをクリックすると、設定の
  30.   メニューバーが現れます。
  31.  
  32. ・『起動ドライブ』   *TOWNSのみ
  33.   内容はTownsMENUの「起動ドライブ」と同じです。
  34.   リセット時に起動するドライブ/ユニットがここで指定出来ます。
  35.  
  36. ・『中央のボタンのコマンド設定』
  37.   「電源OFF」ボタンで利用するDOSコマンドを指定します。 
  38.  
  39. ・『左側のボタンのコマンド設定』
  40.   「リセット」ボタンで利用するDOSコマンドを指定します。         
  41.  
  42. ・『設定メニューを出したままに』
  43.   「設定のメニューバー」を常に表示するようにします。
  44.  
  45. ・『POFFする際にレジュームする』 *FMR NoteBookなど対応機種のみ
  46.   電源OFFボタンを押した時に実行するPOFF.COMへ「/K」パラメタを与えて実行し
  47.   ます。(このパラメタの詳細はMS-DOSのマニュアルを読んで下さい)
  48.  
  49.   ※作者の情報不足でデスクトップとNOTEタイプの判別が出来ずにFMR全機種で使
  50.    用出来てしまいますが、実際にはFMR NoteBookのみの機能です。
  51.  
  52. ・『REIPL用ドライブリストを出す』
  53.   「リセット」ボタンを押した時に、REIPL.COMへ渡すパラメタを指定します。
  54.   ドライブ名は毎回自動的にリストへ追加されます。
  55.  
  56.   それから、WINDOWSディレクトリ内の「TPOFF.INI」の「パラメタ1~6」に、よく
  57.   使う任意のパラメタ文字列を6つまで追加出来ます。ここへ書いた文字列は、TP
  58.   OFF起動時にドライブリストへ追加されます。(記述できるパラメタの種類はMS-
  59.   DOSのマニュアルを読んで下さい)
  60.  
  61. ・『バージョン情報』
  62.   このプログラムの著作権表示が出ます。
  63.  
  64. ●ドライブリスト
  65.  ※設定メニューの中の『REIPL用ドライブリストを出す』を出すをチェックすると
  66.   表示されます。
  67.  ドライブリストで起動するドライブを選んでから「リセット」ボタンを押すと、選
  68.  んだドライブにIPLをかけます。ネットワークのドライブを選んだ場合には内部
  69.  でチェックしているので普通のリセットと同じ状態になります。
  70.  
  71.  「(なし)」は、「REIPL.COM」を普通に実行したのと同じ動作になります。
  72.  
  73. ●その他の操作
  74.  ・ウィンドウをダブルクリックまたは右クリックするとメニュー表示します。
  75.  ・ファンクションキーのPF1でHELP、PF2でメニューバーの開閉が出来ます。
  76.  ・CTRLキーを押しながらリセットボタンを押すと、ドライブリストでリセット先の
  77.   ドライブを指定してあっても、無効と解釈してリセットされます。
  78.   電源OFFボタンの場合もレジュームの設定がしてあっても、普通のPOFFと同じに
  79.   なります。
  80.  
  81. ●コマンドライン(小文字でも大文字でも可能)
  82.   TPOFF.EXE /R ... Widowsを終了してリセットをかけます。
  83.              /P ... Windowsを終了して、電源OFFします。
  84.  
  85.  リセットの場合の例)『TPOFF.EXE /r』     
  86.            『TPOFF.EXE /r D:』
  87.            『TPOFF.EXE /r CD』
  88.  
  89.  ※リセット(/R)のパラメタは、加工されずにそのままREIPL.COMに渡されるので、
  90.   REIPL.COMで使えるオプション指定はそのまま使えます。
  91.  ※コマンドラインの指定は、TPOFF.INIには保存されません。
  92.  
  93. ●関連ファイル
  94.  <添付ファイル>
  95.   TPOFF   .EXE ... 実行ファイル(※必須) 
  96.    TPOFF   .TXT ... 説明テキストファイル (F1キーでHELPとして呼び出せます)
  97.     WINIOP  .DLL ... モジュールファイル    (※必須) 
  98.  
  99.  <利用ファイル>
  100.    TPOFF   .INI ... 実行時に自動的にWINDOWSディレクトリ内に作られます。
  101.   VBRJP200.DLL ... 日本語版 VisualBASIC V2.0のランタイムルーチン(※必須)
  102.  
  103. ●動作環境
  104.  ・FMR/TOWNS
  105.  ・富士通版 MS-Windows 3.1 + MS-DOS3.0以降
  106.  
  107.  ※2代目タウンズでは、起動ドライブを内蔵ハードディスクのユニット0に出来
  108.   ないようにしてあります。
  109.  ※FMRでは、起動ドライブの設定機能は使えません。 
  110.  ※タウンズでは「POFFする際にレジュームする」は使えません。
  111.  
  112. ●『TPOFF.INI』
  113.  ウィンドウのタイトルやボタン名は変更できます。
  114.  TPOFF.EXEを実行していない時にメモ帳などのテキストエディタでWINDOWSディレ
  115.  クトリ内にある「TPOFF.INI」内の以下の項目を書き換えて下さい。
  116.  
  117.  TPOFF.INI ------------------------------------------------
  118.  ウィンドウのタイトル=ウィンドウズの終了          
  119.  ウィンドウ内のラベル=処理を選んでください         
  120.  中央のボタンタイトル=電源OFF                
  121.  左側のボタンタイトル=リセット               
  122.  右側のボタンタイトル=取消   
  123.   ----------------------------------------------------------
  124.   ボタン名に半角英字/カナを使っている場合にはアクセスキーを設定出来ます。
  125.   例:「&POFF」→この場合は ALT+P
  126.   例:「P&OFF」→この場合は ALT+O 
  127.    例:「&オフ」→この場合は ALT+オ
  128.  
  129. ●ご注意
  130. ・「REIPL.COM」や「POFF.COM」は最新のものを使用してください。MS-DOS 3.1L34
  131.  以前の版をお使いのかたはWINDOWSディレクトリ内のものを指定してください。
  132. ・「設定」の「起動ドライブ」でタウンズ内蔵ICメモリカードを起動ドライブに
  133.  出来るはずですが、これはテスト的につけた機能です。上手く動作しなかった場
  134.  合でもCDから起動されるはずなので大丈夫だとは思いますが、お試しの際には
  135.  十分注意してください。もしかすると作者の勘違いかも…。(上手く動作したら
  136.  連絡してくれると嬉しいです(^^;))
  137. ・このソフトはハードウェアを操作しているので、今後発表される新機種では動か
  138.  なくなったり、誤動作する可能性があります。 
  139. ・FMR/TOWNS以外の機種では動かないように作られていますが、もし動いてしまった
  140.  場合には連絡をくださると助かります。(^^;)
  141.  
  142. ●免責
  143.  テストは出来る範囲で行いましたが、このプログラムの使用によりいかなる事態が
  144.  生じようとも、それは使用者の責任であり、作者はプログラムのバグに起因するも
  145.  のでも、その一切の責任を負いません。
  146.  
  147. ●その他
  148.   このプログラム及びドキュメントの著作権は作者にあります。内容を改変しなけれ
  149.  ば、再配布については特に制限しません。
  150.  商用に用いる場合や他ネットへの転載・雑誌の付録などで配布する場合には、必ず
  151.  ご一報ください。
  152.  不具合の報告、ご意見・ご感想などが有りましたら、メールにてお願いします。
  153.  
  154. ●利用したフリーソフトウェア
  155. ・『VBXを使わずにコモンダイアログを呼び出すサブルーチン』
  156.  作者:渡辺 直樹さん
  157. ・『WINIOP.DLL』
  158.  作者:F-System(藤原)/ KFQ00115
  159.  
  160.  大変有益なフリーソフトウェアを公開していただき有り難うございます。m(__)m
  161.  
  162. ●参考書籍  
  163. ・ソフトバンク発行「Oh! FMTOWNS」各号
  164. ・アスキー出版局発行 千葉憲昭著「FMTOWNSテクニカルデータブック」初版の古本(^^;)
  165. ・しんちゃん作「IOINP  Version 1.0A」ドキュメント
  166.  
  167.  
  168. ※記載されている会社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
  169. ※配付用の圧縮ファイルには「LHa」((c)吉崎栄泰)の形式を使用しています。
  170.  
  171.                                     (c)1995 N2  NIFTY-Serve ID:PEE01342
  172.                            PC-VAN      ID:UHM05541
  173.